披露宴に呼ばれた場合、会場に着いたらまず受付をします。遅くとも開宴の15分前には済ませておきたいので、女性の場合は化粧直しの時間などの余裕を見て、早目に会場に着くようにしましょう。また遠方会場などで荷物が多い場合は、到着して直ぐに、クロークへ荷物を預ける様にします。身軽になった所で、受付に向かいます。受付は新郎と新婦に分かれている場合が多いですが、一緒の場合は新郎新婦どちらの友人であるかを名乗って、「本日はおめでとうございます」と挨拶をしましょう。
続いて袱紗に包んだご祝儀を取り出して包みを開き、その後袱紗を畳みます。畳んだ袱紗をテーブルに置くか、その袱紗の上にご祝儀袋を乗せて、表書が相手の方を向くようにして、ご祝儀を受付に預けます。その際「本日はお招き頂きありがとうございます」と言葉を添えるようにしましょう。またこの時の袱紗の色には、注意が必要です。お祝いに使う袱紗の色は、赤やオレンジなどの暖色系の物を使うのが仕来りです。青や緑は、弔事用なので使えません。例外的に紫色は、慶事にも弔事にも使えるようです。
ご祝儀を預けたら丁寧な字を心掛けて、芳名帳に自分の名前を記入します。記入が終わって席次表を受け取ったら控室に移動して、開始時間まで待ちましょう。